Cairn Vol.1
川辺や登山道に、人の手によって積み上げられた「CAIRN(ケアン)」と呼ばれる石。このシリーズは、世界各地で道標として受け継がれてきた、石積みの慣習から着想して生まれました。一見すると無関係に見える石同士が、重ねられることで関係を持ち、やがて道標として機能しはじめる。思うままに積み上げられた石の上に、また誰かが手を加え、次の人へと受け継がれていく。正解や明確なルールがなくても、時間をかけて積み重なることで、自然とひとつの形が立ち上がってきます。そのあいだに生まれる物語性に、私たちは惹かれ、このシリーズは生まれました。
二つのモチーフと、一つの重なり
CAIRN ペンダントは、二つの多面体ガラスと、それらをつなぐシルバーのリングによって構成されています。それぞれが独立した存在でありながら、重なり合うことで関係をつくる。石が積み重なって道標となるあり方を、ジュエリーの構造として置き換えました。繰り返し続く日々の折り目や、自らの歩みをたどるための目印として。CAIRN は、それぞれの時間や記憶を重ねるためのかたちです。
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