INWATER コレクション
INWATER|澄みとくぐもりが重なる、水の中のようなガラスジュエリー
澄みとくぐもりが描く、水の中の情景
まるで、やわらかな水の中にいるように。光にかざすと、泡肌のようにゆらめいてみえるテクスチャ。ジュエリーを外側から纏うのではなく、光を含んだガラスが肌に静かに馴染み、身につける人自身の輪郭を引き立てる—INWATERはそんなコレクションです。
淡いライトブルーのグラデーションのガラスモチーフ。澄んだ層と、くぐもりを含んだ層が重なり合うことで、泡肌のような表情をたたえるGleichenia独自のテクスチャです。
失透という現象 Devitrification
その始まりは、制作の途中でふいに出会った現象でした。プロセスのなかで生じた予期せぬ変化—いわば「失敗」ともいえる出来事がきっかけです。それまで見たことのなかった、マーブル状の層と透明な層の重なり。その偶然の表情との出会いは、私たちにとってとても大きな驚きと発見でした。
通常、ガラス制作において透明度を失うこと(失透)は、避けられるべき状態とされています。INWATERはあえてこれをデザインとして取り入れました。ところどころ白く曇り、ところどころ透明が残る層は長きにわたる試行錯誤ののち生まれたテクスチャです。
水の中のようなテクスチャ
指にはめると、ガラスの向こうに肌が透ける。熱と体積、時間がつくるさまざまな揺らぎのテクスチャはひとつひとつ異なり、ふたつとして同じものは生まれません。身体に静かに馴染み、その人らしさの輪郭をそっと引き立てます。
水が形を持たず、姿を変えながら存在するように。INWATERコレクションはジュエリーが身に纏う人の身体と呼応するように、まるで水の中のように柔らかな存在となるように想いをこめ制作をしています。