"Trigraph"

museum shop T

2022年3月5日(土) - 3月21日(月・祝) 

12:00 - 19:00 月曜・火曜定休

JR国立駅より徒歩5分

t-museumshop.com

本来ならば壁にかけて鑑賞する美術作品を、より身体的に感じられるようにとの思いから『ECHO』ブローチは生まれました。絵の具や素材が魅せる刹那の導きによって色を重ね、削りながら描くペインティング作品『Untitled』と、溶けていく粒子の一瞬の動きを捉えながら金属の素地にガラス釉薬を焼きつける七宝技法。メディウムの動きや、燃焼温度や時間によって色や質感が細やかな変容をくりかえしながら構成されるという点でこれら2つの技法は、どこか似ているように感じます。ECHOは、異なる色や技法が用いられたそれぞれのピースが、ひそやかに寄り添うことで、多層な響きを奏でるようにとECHOと名付けました。シンプルな装いのアクセントになるような華やかな印象を与えてくれ、シルバー製の留め具を自立させ鑑賞して楽しむこともできるブローチです。直線と曲線とがまじりあう輪郭を発展させ、パート・ド・ヴェール技法を用いたやわらかな色のグラデーションが内包するガラスのオブジェ『CONTOUR』シリーズも同時に発表します。

『Untitled』『ECHO』『CONTOUR』の3つの要素から構成される今回の展示は、異なるメディウムが連接しすることによって、空間全体に思いも寄らないそれぞれの響きが重なりあうことでしょう。

Trigraph(三重音字)とはアルファベットの組み合わせによって、本来の音とは違った新しい音が生まれるという意味

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