完全ではないかたちのもつ美しさにフォーカスしたシルバーリング。 いびつな窪みや凹みなど、何かの痕跡を思わせるディテールの独特な表情から着想を得ました。軽やかに盤面を舞っていたピンポン球に、力が加わることで現れるへこみをリングトップにあしらいました。ふっくらとしたシルエットの重厚感をひきたてるため、肉抜き加工は施さずに仕上げています。 整ったかたちの美しさにはない、繊細で堅固なディテール。どれも異なる形状をした一点モノです。